node.jsに入門 その3 Expressをインストール
記事を公開するのが大分遅れてしまい、すみません。
今回はExpressをインストールする手順を紹介します。
Expressとは、Webアプリケーションフレームワークの一つです。
Webアプリケーションフレームワークとは、Webアプリケーションの基本的なシステムを提供するものです。
さて、早速インストールする手順を紹介します。(npmがインストールされていることが前提です、npmのインストール方法は各自ググってください)
コンソール(ここではGit Bash)を開き、(「exp」の部分は、好きな名前でOKです)
npm install -g express-generator cd desktop express -e exp cd exp && npm install
これでExpressのインストールが完了しました。
次に、テンプレートエンジンである、EJSをインストールします。
EJSは、動的なページに使われます。
インストール方法は、
npm install ejs
これだけです。
次に「express」フォルダーにある、「views」フォルダーの中の「index.ejs」というファイルを次のように書き換えます。
<html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf8"> <title><%=title %></title> </head> <body> <h1><%=title %></h1> <%-content %> </body> </html>
因みに、EJSの文法はHTMLと同じですが、次の文法を使うと、node.js側で表示を変えることが出来ます。
<%= 値 %>
エスケープ処理(HTMLタグがそのまま文字になる)されて表示されます。
<%- 値 %>
エスケープ処理されずにそのまま表示されます。
<% スプリクト %>
文法はJavaScriptと同じですが、で記述されるものとは違います。
scriptタグで書かれたものはクライアント側で実行されますが、
これで記述されたものは、サーバー側で実行されて、その結果がクライアントに送られてきます。
次に「app.js」というファイルを次のように書き換えます。
var express = require('express'); var ejs = require('ejs'); //appがexpressの本体になる var app = express(); //描画エンジンをejsに指定する app.engine('ejs',ejs.renderFile); //GETリクエストを受けた時 app.get('/',function(req,res) { res.render('index.ejs',{ title: 'Hello World!', content: 'Hello World!' }); }); app.listen(80,'localhost'); console.log('Server Running!'); });
保存したらコマンドプロンプトから、
cd desktop\exp node app.js
実行すると、
Server Running!
と出力されるはずです。
エラーが出た場合はコードを再確認してみてください。
「Server Running!」と出力された場合は、ブラウザのアドレスバーに
「localhost」
と入力してください。
すると、次のページが表示されるはずです。
表示されない場合は、「index.ejs」と「app.js」の中身をもう一度確認して下さい。
いかがでしたでしょうか?
node.jsに入門はこれで終わりです。
今後は個人的なメモ書きを書いていきます。
分かりにくい文章を最後まで見て頂きありがとうございます。